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『銀魂』(漫画、アニメ)

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  新選組の山﨑さんが出て来る作品紹介、今回は『銀魂』です。 『銀魂(ぎんたま)』は、週刊少年ジャンプにて2004年から2018年まで連載されていた、空知英秋先生の国民的人気漫画です。 こちらに出て来るのは、真選組(しんせんぐみ)の監察方【山崎退(やまざき さがる)】くんです。 『銀魂』の登場人物は、【土方十四郎(ひじかた とうしろう)】や、【高杉晋助(たかすぎ しんすけ)】のように、歴史上の人物をもじった名前になっています。 余談ですが、微妙に異なる名前の為、学生さん達が歴史のテストで「どっちが史実でどっちが銀魂だったっけ?!」と迷うこともあったみたいです。 ちなみに私も間違えそうになることがあります。笑 舞台は、お江戸かぶき町。 着物やちょんまげ、刀といった、一見、時代劇風ですが、車やバイク、スマホやテレビといった現代文明が共存しており、空知先生は「SF人情なんちゃって時代劇コメディー」と称しています。 毎回ハチャメチャな展開ですが、人情に篤い主人公達の言動でほっこりさせられる、あたたかいお話がメインです。 そんな『銀魂』に出て来る山崎退くんは、少し抜けている所もありますが、近藤局長、土方副長に忠実な監察方。 忠実とは言え、近藤さんや土方さんの突き抜けたボケに対し、鋭いツッコミを入れることも。 圧倒的な地味さを武器に、密偵能力は極めて高く、何人も居る監察方のトップを務めています。 退くんのオススメ話は、コミックス34巻・第293訓「食事はバランスを考えろ」です。 退くんは、ある任務から居酒屋の女主人を張り込みますが、マイルールに従ってあんぱんと牛乳のみの張り込み生活を続けて…… アニメでは205話の前半パートです。 短編ですので気軽にお楽しみ頂けるかと思います。是非ご覧になってみてくださいね。 そして、『銀魂』のアニメは2006年4月から2018年10月まで放映、その後、ノベライズされていた『3年Z組銀八先生』が2025年10月から12月にかけて放映されていました。 退くんの声は、太田哲治さんが演じてらっしゃいます。愛嬌のあるお声で、キャラクターの愛らしさを増してくださっています。 太田さんの他のご出演に、アニメ『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』ティキ役、『おしゃべり唐あげ あげ太くん』ノリ夫役、海外ドラマ『シー・ハルク:ザ・アトーニー』ルーク・ジェ...

山﨑さん(新選組)モチーフ作品集

  新選組をモチーフにした作品はとても多いですよね。 ごく一部になりますが、山﨑さんの出て来る作品を紹介させて頂きます。 紹介した以外にも山﨑さんが出て来る作品ありましたら、是非教えて頂けると有難いです! 作品一覧から作品名をクリックして頂くと、詳細が開きます。 ※文字が青くなっている所がクリック出来ます。 文字が黒い部分は作成中ですので、しばらくお待ちください。 『銀魂』(漫画、アニメ) 『銀魂』(実写映画) 『薄桜鬼』(ゲーム、アニメ) 『薄桜鬼』(ミュージカル) 『薄桜鬼』(実写ドラマ) 『ちるらん 新撰組鎮魂歌』(漫画、アニメ) 『ちるらん 新撰組鎮魂歌』(実写ドラマ) 『とっても土方くん』(漫画) 『新撰組 勿忘草』(CD) 『新選組!』(NHK大河ドラマ) 『燃えよ剣』(小説、映画) 『新選組血風録』(小説) 『沖田総司恋歌』(小説)

新選組とは

  そもそもの話、新選組とはいったい何なのか?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。 そこで今回は、新選組とはなんぞや?ということを簡単に解説します。 新選組とは、江戸時代末期(一般的に「幕末」と呼ばれています)に活躍した、剣客集団のことです。 将軍・徳川家茂が上洛する際に、その前衛として浪士組を集めることになりました。 当時の京都は政治の中心でしたが、尊王攘夷派等の暗躍により治安が悪く、将軍を警備する為に清河八郎という人物が中心となって江戸で有志を募りました。 ※尊王攘夷(そんのうじょうい)とは→尊王:天皇を尊重し、政治の中心に置くべき、攘夷∶外国を排除し、国内の安全を守るべき、とする思想のこと。 そこで集まった剣客達の中に、後に新選組局長となる近藤勇率いる試衛館の面々がいました。 集まった剣客達は、文久3(西暦1863)年2月に江戸を出発。京都に到着した際、清河の演説で志が違う事を知った、近藤勇一派、芹沢鴨一派らは離脱します。 離脱した彼らは、翌3月に京都守護職・松平容保公のもと、会津藩預かりの壬生浪士組となります。 その後、新選組と名乗るようになりました。 初めは24名しかいませんでしたが、隊士の募集を重ね、最大200名を越える時もありました。 局長 近藤勇、副長 土方歳三、総長 山南敬助。 初めは、芹沢一派の面々が、筆頭局長に芹沢鴨、副長助勤に平間重助、野口健司、平山五郎と並んでいましたが、目に余る暴挙の為、間もなく粛清(暗殺)されました。 大勢の隊士達は、以下、10組の組長の下に振り分けられていました。 一番隊組長  沖田総司 二番隊組長  永倉新八 三番隊組長  斎藤一 四番隊組長  松原忠司 五番隊組長  武田観柳斎 六番隊組長  井上源三郎 七番隊組長  谷三十郎 八番隊組長  藤堂平助 九番隊組長  鈴木三樹三郎 十番隊組長  原田左之助 山﨑さんは、諸士取調役兼監察方でした。 諸士取調役兼監察とは、内部、外部の情報を仕入れるスパイのような役割です。 同じ役職には他にも、島田魁、篠原泰之進、吉村貫一郎らがいました。 新選組の主な役割としては、京都市中の尊王攘夷派の取り締まり等、警護を担当していました。 有名な事柄に、山﨑さんの名前もよく出て来る池田屋事件、鳥羽・伏見の戦い等があります。 鳥羽・伏見の戦いについては、 こちらの記事 でも触...

実写ドラマ『ちるらん 新撰組鎮魂歌』放送!

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  実写ドラマ化で大人気の『ちるらん 新撰組鎮魂歌(レクイエム)』を紹介します。  ※『ちるらん 新撰組鎮魂歌』公式サイトより引用 ちるらん 新撰組鎮魂歌 公式サイト 原作:梅村真也先生、作画:橋本エイジ先生によるコミックス(全36巻)が原作で、月刊コミックゼノンにて2010年12月号から2023年6月号まで連載されていました。 ドラマは、2026年3月26日、27日、『江戸青春篇』がTBSで二夜連続放送。 その後の『京都決戦篇』は、U-NEXTで独占配信、毎週金曜日に更新されます。 日本のみならず、世界まで配信されるとのこと! 海外の方は刀や侍がお好きだと思うので、きっと人気が出ることでしょう。 「ソードアクションエンターテイメント」と銘打っているだけあって、殺陣アクションのスピードや剣さばきが素晴らし過ぎて、本当に圧倒されました。 ストーリーも、史実に基づきながらも独自の解釈、脚色が入り、原作漫画とも少しお話も違っていましたが、全く違和感無く受け取れるのは流石だなと思いました。 渡辺一貴監督や、土方さんを演じる山田裕貴さんがよく仰る「新生、新撰組」。 本当にその通りだな、と感じました。 山田さんは、特撮『海賊戦隊ゴーカイジャー』の時から見てるので、成長が凄まじいなぁ、と思って見ています。(懐かしい) 中島健人さんが岡田以蔵役なのも意外性あって面白いです! アイドルなのに殺陣が出来るの本当に凄い! 松平容保役の松本潤さんは、新解釈な容保公を見事に演じてらっしゃって、さすがだなぁと思いました。 綾野剛さんの芹沢鴨、作画の橋本先生も仰ってましたが、綾野さんは細いイメージだったので芹沢に合うのか?と思っていましたが、めちゃくちゃピッタリで、風貌から仕草から、もう鴨だ!!って感動しました。 一番意外性から役柄ピッタリ!って感動したのは綾野剛さんです。 橋本先生のインタビュー記事はこちら☆ 近藤さんはじめ試衛館の皆さんも、本当に試衛館の皆だ!!と感じる程、役にぴったりハマっていました。 本編の1話2話『江戸青春篇』と、プレミアムトーク、制作発表イベントはTverにて無料で楽しめます。 新選組の日(2月27日)に合わせて制作発表イベントがあったのもアツい! 『江戸青春篇』は、試衛館時代から京都へのぼった直後、新撰組が出来るまでの話なので、山崎さんはまだ出て来ないのです...

土方歳三資料館様のクラウドファンディングを皆で応援しよう

2025年4月現在、土方歳三資料館様にて、クラウドファンディングが実施されています。 土方歳三つなぐプロジェクト〜遺品修復と複製で未来へ紡ぐ歴史〜 募集期間:2025年5月26日23時59分まで 集まった資金は、劣化の為に公開不能となっている、土方さんが池田屋事件で使用した鎖帷子(くさりかたびら)の修復や、 公開するにあたっての複製、和泉守兼定の拵、刀身の写しの作成等に充てられるとのこと。 私も、2024年4月に土方歳三資料館を訪れましたが、貴重な歴史的お品物ばかりで眼福でした。 ☆その時の記事はこちら☆ それらを保管、未来に継承していくのは大変なことかとお察しします。 個人様で運営されているので、ご負担は計り知れず… 新選組ファンの皆さんのお力添えが必要になっていると思います。 これから先の未来でも、土方さんの遺したものたちを拝観出来ますように。 私も微力ながら、支援させて頂きました! リターンには、土方さん手植えの矢竹をモチーフにしたバッグチャームや、鎖帷子や和泉守兼定のポストカード等があります。 他にも、「石田散薬の調合にでも使って下さい」と、土方さんが京土産に持ち帰った器をモチーフにした豆皿は、職人さんの手作業でひとつひとつ丁寧に作られているとのこと。 また、刀剣乱舞とコラボもされており、今回の為に描きおろされた刀剣男士・和泉守兼定のイラストを使ったクリアファイルも。ファンの方には嬉しいお品物ですね。 更に、支援帳名簿にご自身の氏名も記載して貰えます。素晴らしい記念になりそう! 目標金額の三千万円は達成していますが、本来はもっと必要なハズです。 是非アクセスして、ご覧になってみてくださいね。 ☆詳細はこちらから↓ 土方歳三つなぐプロジェクト〜遺品修復と複製で未来へ紡ぐ歴史〜 ※募集期間が2025年5月26日23時59分までですので、ご注意ください☆

新選組と私 ~山﨑丞さんに出逢う旅・新選組慰霊祭~

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2015年7月16日早朝。 台風で強風の中、私は、伊丹空港行きの飛行機に乗っていました。 永年、山﨑さんの研究をしてきた私にとって、特別な京都行き。 家族旅行で一度行ったことはありましたが、家族が居て遺跡巡りが難しかった為、今回が初めての新選組遺跡巡りとなります。 きっかけは、山﨑さんモデルの模造刀が無いか調べていた所、京都の旧前川邸にて販売しているとの情報に行き着いたからです。 新選組慰霊祭が近いこともあり、それに合わせて京都行きを決断しました。 伊丹空港からは、高速バスで京都駅まで。 京都駅に着くと、一日乗車券をゲットし、バスで移動することに。 まずは、京都駅から程近い、第3の屯所・不動堂明王院まで歩きました。 沢山の提灯が印象的です。 ■不動堂明王院の公式サイトはこちら 第3の屯所は、場所が不確定の為、点在しています。 陸橋を渡って、もうひとつの第3の屯所と言われている、リーガロイヤルホテル京都へ。 石碑もありました。 そこから少し歩き、時代を遡るように、第2の屯所・西本願寺へ。 想像以上にとても大きく、大迫力でした。 西本願寺に挟まれた小道を歩き、きっと、山﨑さんや土方さん達も同じようにここを歩いたんだと思うと感激です。 ■西本願寺の公式サイトはこちら 1日乗車券を使い都バスに乗って、次は、壬生へ。 来たのだ!と、熱く込み上げるものがありました。 聖地と言うと軽々しく感じられ憚られますが、やはり、我々にとっては聖地。 第1の屯所・壬生寺。 境内は広く、砂利が敷き詰められています。 「車は入るな」に反して、馬を乗り入れていた新選組。 近藤さんの胸像の前に、素敵に咲く蓮。 豪胆と繊細さの共存が、新選組らしいな、と思いました。 新選組慰霊祭では、芳名帳に記帳させて頂いたばかりか、 参列、ご焼香までさせて頂き、大変有難い経験でした。 沖田家や永倉家等のご子孫様達も参列されていました。 参列させて頂いたことで、本当に存在していたのだ、と、生きた証を感じ、感無量で涙が溢れました。 ■壬生寺の公式サイトはこちら その後、旧前川邸にて、念願の山﨑さんモデルの模造刀を手に入れました。 (国貞では無く、国重とのお話でした。) 女将さんやお姉さんがとても親切で、安心してお買い物が出来ました! ■旧前川邸の公式サイトはこちら 八木邸では、柱に残る刀傷等を見学。 有名な刀傷は、触れら...

山﨑さんの命日

 山﨑さんの命日は、慶応4年1月13日(旧暦)だと言われています。 現在のグレゴリオ暦だと、1868年2月6日です。 鳥羽・伏見の戦いの負傷で亡くなったとされています。 ■鳥羽・伏見(とば・ふしみ)の戦いとは…  時:慶応4年1月3日(1868年1月27日)~1月6日(1月30日)  所:京都南郊の上鳥羽(京都市南区)・下鳥羽・伏見(京都市伏見区)等  人:明治新政府軍(薩摩藩・長州藩)対 旧幕府軍(新選組等) 慶応3年12月、大政奉還・王政復古の大号令により江戸幕府が消滅。 伏見では旧幕府軍と新政府軍が対峙。 明けて慶応4年1月3日、鳥羽・伏見の戦いが勃発しました。 新選組は白兵戦に出ましたが、新政府軍の銃撃に遭い、また、薩摩藩兵の砲撃で奉行所が炎上した為、淀城下に退きました。 4日、新政府軍が朝廷からの錦の御旗を掲げたことにより官軍となり、旧幕府軍は賊軍となってしまいました。 それにより、淀藩は旧幕府軍の淀城入城を拒否。 仕方無く新選組は、千両松の堤防で新政府軍を迎え撃ちますが、ここで、井上源三郎さんは戦死、山﨑さんも重傷を負います。 大坂から江戸へ向かう軍艦・富士山丸(ふじやままる)の中で山﨑さんが戦死したとされるのが、1月13日です。 艦内で亡くなり、紀伊沖にて水葬された際、局長の近藤さんは号泣したとされていますが、どこまでノンフィクションかは分かりません。 ※永倉新八・島田魁らの手記では水葬とは記載されていないようです。 以下、各史料からの引用です。 永倉新八『新選組戦場日記 浪士文久報国記事』 「山崎丞、淀城攻防戦で戦死」 「余儀無淀城下江火ヲカケ、残リ橋本宿引揚ル。  此時、新選組副長助勤山崎丞其外討死多シ」 (仕方無く淀城下に火をつけ、残った者は橋本宿に引き上げる。  この時、新選組 副長助勤 山﨑丞 その他、 討死多い) 近藤芳助『新選組往事実戦談書』 「山崎は重傷にて大坂八軒家京屋宅にて確と見認(みと)め候。  遺骸は大坂にあらんか」 (山﨑さんは重傷で、大坂八軒家京屋の家でしっかりと見ました。  遺体は大坂にあるのではないか) 御香宮神社所蔵『戊辰東軍戦死者霊名簿』 「負傷後船中において死 諸士調役 山崎進(丞)」 (負傷した後、船内で死亡 諸士調役 山﨑丞) 子母澤寛『新選組遺聞』 「船中で死亡した山崎は水葬に付さ...