まえがき
初めまして!さやかと申します。
こちらは、山﨑丞さんのことを纏めたサイトです。
史実は勿論、フィクションの作品についても記したいと思っています(^o^)
今回は、私が新選組に辿り着いた時のお話をしますね!
私は幼い頃から、侍に憧れていました。
学生時代の愛読書は、武士の嗜みを書いた『葉隠れ』や、宮本武蔵の『五輪書』、江戸時代の大人気読本『南総里見八犬伝』。
よく見ていた時代劇は『三匹が斬る!』でした。
(今の若い人はご存じ無いでしょうが、一昔前は、時代劇オンパレードだったのです!)
幼少期から時代劇に触れ、侍が大好きな私が新選組に辿り着くのは、時間の問題でした。
まずはじめに興味を惹かれたのは、佐々木小次郎でした。
宮本武蔵に敗れた、あの小次郎です。
研究しようとしましたが、すぐに断念。資料が圧倒的に少なかったのです。
(とは言っても、巌流島に上陸したり、岩国の小次郎の像を見に行ったりはしました!)
他にももっと知りたい、という欲求をそのままに、次に手に取ったのは、白虎隊。
ですが、これもすぐに断念。
理由は、悲し過ぎたから。
当時、15~16歳のうら若き女学生だった自分には、余りにも衝撃的で、史料を読み続けることが困難だったのです。
気を取り直して次に着手したのが、新選組でした。
大学受験勉強もそこそこに、新選組関連の書物を読み漁り、没頭していきました。
今のようにインターネットも殆ど普及しておらず、スマホどころか、携帯電話も存在していたか怪しい時代。ポケベルがようやく出てきた頃。
その為、研究となると、図書館や書店のお世話になるしかないのです。
当時通っていた高校の図書室の司書さんと仲良くなり、本来は入れない書庫に特別に入れて貰い、歴史雑誌を片っ端から読んでいきました。
また、歴史好きな先輩がおり、新選組をモチーフにした小説をお借りしたことも、深みにハマる要因でした。
その小説の中で、一番のお気に入りが、広瀬仁紀氏著『沖田総司恋唄』。
この中で活躍する山﨑丞さんに、学生の私は心を鷲掴みにされたのです。
それから、山﨑さんを研究すること30年…
(30年と書いて、自分が一番おののいています。光陰矢の如しとはこのことか。)
永年、いつかは形にしたいと思っていたので、このサイトには大変意味のあることだと自負しています。
ただ、一介の歴史好きの主婦が書いた代物なので、各先生方から見ると、誤り等があるかもしれません。
一個人の意見と思って、おおらかな目で読んで頂きますと幸いです。